手と足から大量の汗が出る

その他頭・顔

先日アンケートをお願いした患者さんから、メールが届きました。

 

「首や肩のこりがひどく、頭痛も慢性的。少しでも楽になれば というのが当初の目的でしたが、通う内に他にも色々改善されつつあります。」

「身体は色々つながっているんですね。緊張すると特にひどくなる手足の発汗もかなりおさまってきました。

「私の場合、1回で劇的に改善なんてことではなく、片道1時間ほどかけて通うのは、ちょっと面倒ではありますが、それなりに調子が⤴なので続いているんだと思います。」

「薬や道具を使わず手だけで行うのも何だか安心だし(笑)」

「通う内にもあっち痛い、こっち変…と色々出てくる症状も(湿布や針や電気を当てて、薬はこれ…なんて事もなく)何となくおさまってます。この何となくがいいのかな?(笑)」

 

この患者さんは、古くからの友人でもあります。

なので、言いたいことをストレートに伝えてもらえていると感謝しています。

 

ただ、頭痛の症状もさることながら、手足からの発汗がコントロールできないようで、ひどいときには手のひらから水滴がみるみる湧いてくるほどでした。

四季や周りの気温にも関わらず、突然手足がびしょびしょになるほど、発汗する…

これは、かなり困ることです。

その汗が手足を冷やしてしまいますし、それ以外にもいろいろなご苦労があることは簡単に想像できます。

「長年こんな状態だったから、もう慣れています。」とはおっしゃいますが。

当然医師にも相談されていて、抗うつ剤の処方さえ受けられてもいました。

抗うつ剤の効能には、不安感の軽減も含まれていますから、過緊張の緩和を図られていたのでしょう。

それでも、「抗うつ剤」とは…

 

手足からの発汗は、自律神経の乱れだと思われます。

ご本人も自覚されているように、緊張すると特にひどくなると…

施術は、頭痛や首の痛みやコリを緩和させることに加えて、自律神経の調整を念頭におきました。

当初から、施術を始めると心地よくなられ、うつらうつらしているときは手からは汗など出ていないのに、会話が始まると「じわじわ」発汗してくる。

発汗作用は、自律神経の働きです。

汗を自分の意志で、出したり引いたりはできませんから。

 

ご本人の言葉にあるように、

「1回で劇的に改善…」とはいきませんでしたが、施術中の発汗も徐々に減り、頭痛が起きる頻度も少なくなって、その他首や肘の痛みも「なんとなく…」(笑)なくなられています。

 

「身体はいろいろつながって」います。

 

 

 

 

 

 

 

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