頭・顔

こんなお悩みはありませんか?

  • 頭痛がよく起こり、鎮痛薬が手放せない
  • 長時間のPC使用で、眼が疲れて眼の奥が痛む
  • 急に近眼or老眼が進んだ
  • めまいをよくおこす
  • 耳鳴りがなかなかとれない
  • 慢性鼻炎がある
  • 歯ぐきがよく腫れる(歯がうく)

症状について

頭痛

頭痛は主に「血管の拡張」と「筋肉の緊張」によって起こります。まず「血管の拡張」とは脳の血管が広がり、突発的に起こる頭痛です。脳の血管が広がることで、その周りの神経が刺激され、片頭痛を引き起こします。
もう一つの「筋肉の緊張」はストレスや長時間のデスクワークによって起こる頭痛です。筋肉の緊張によって血流が悪くなることで、筋肉内に老廃物が蓄積。
溜まった老廃物が周囲の神経を刺激して、頭が痛くなります。

めまい

めまいには、大きく2つの症状があります。
自分や周囲がグルグル回っていると感じる、回転性めまい。ふらふら感、浮遊感や立ちくらみなどの、非回転性めまい。
回転性めまいの場合は、耳の内部つまり内耳に原因があることが多いようです。
内耳は全体で1cmにも満たないとても小さな器官ですが、多くのエネルギーつまり血流量が必要とされます。

首のコリなどで内耳への血流が減少すると不調の原因になります。非回転性のめまいの場合には他の原因が考えられます。

耳鳴り

耳鳴りの多くは難聴に伴って起こります。
難聴になると耳に入ってくる音が小さくなり、脳は小さい音の情報を拾おうと、無理をして音を感じ取ろうとし、それまで聞こえなかったノイズまで聞こえるようになるとされています。
その難聴が、若い人ならば一時的な病気が原因だと思われますし、高齢者なら加齢性難聴が原因となることが多いようです。特に片側の耳だけに突然現れた耳鳴りには注意が必要です。

眼精疲労

眼精疲労の原因としてよく挙げられるのは、パソコンやスマートフォン、テレビなどの長時間の使用です。小さな画面を凝視したり光の刺激を受け続けたりすることで眼は疲れやすくなり、眼の痛みやかすみ、頭痛などを引き起こします。

症状の改善には眼の血行を良くし、十分な栄養と睡眠をとることが大切です。
脳への血流をうながすには首の治療が効果的になります。

院長先生からの一言

頭部への施術は、当院では欠かせないものとなります。
どのような主訴で来院されても、頭部の触診は必ず行います。
頭皮が、硬い、柔らかい、熱発や浮腫の有無、全体に見られるのか部分的なのか、患者さんにより様々です。
また脳は「機能局在」といって、部位により働きが決まっているとされています。
例えば、視覚中枢は後頭部にあります。眼精疲労の方はその後頭部が、腫れていたり他の部位より熱かったりします。
その症状を指圧操作により治めていくと、眼精疲労の症状も和らいでいきます。

また頭蓋骨は、15種23個の骨が複雑に入り組んで構成されています。
普通の関節のように動くわけではありませんが、骨と骨の継ぎ目である縫合部はわずかながら動きがあります。
その動きを利用して、骨どうしの位置関係を正しく調整することで症状が落ち着かれることもよくあります。

また、目、鼻、耳、口、歯、舌といった器官は顔面に集中しています。
異常や、何らかの症状がある場合はその周囲に反応が出ていることが多く、それらの反応を丁寧に触診していきます。

首・肩

こんなお悩みはありませんか?

  • とにかく首が重くorつらく整体院や整骨院へ通っても改善しない
  • 寝違いをよくおこす
  • 交通事故の経験があり、長年経過しても「スッキリ」していない
  • ストレートネックと診断されたことがある
  • ぐっすり眠れずに枕をいくつも買ってしまっている

症状について

肩こり

首すじ、首の付け根、肩から背中にかけて筋肉がこわばり、重苦しさを感じる状態が肩こりです。進行すると、筋肉の緊張によって血流が滞り、頭痛や吐き気、しびれ、痛みを伴うこともあります。また、慢性的に肩こりがあると、肩が張ったり、凝り固まったりした状態に慣れてしまって、それを不快と感じられなくなることもあります。

寝違い

朝起きて「あれ?首が痛い」と感じたことはありませんか?寝違えとは、睡眠中に首が変な方向に曲がったままになり、首周りの筋肉が軽い肉離れを起こしている状態です。寝違えには、筋肉の表面を覆う膜を傷つけているケースと、筋肉の中心部分を傷つけているケースがあります。

むち打ち

「外傷性頸部症候群」あるいは「頸椎ねんざ」の俗称が、「むち打ち」です。主に追突時の衝撃で、首がむちで打たれたようにしなることから名付けられました。首の筋肉、じん帯が損傷することで、首、肩の痛み、身体が動かしにくくなります。ひどくなると、めまい、倦怠感、吐き気を伴ってしまうのです。損傷直後に症状が出る場合と、数時間、数日後に症状が出る場合があります

スマホ首

スマホ首は”ストレートネック”とも呼ばれ、スマートフォンをうつむいた状態で長時間操作することによって、頚椎のカーブが失われてしまうことをいいます。
首の筋肉に大きな負担がかかるため、頸椎や神経、椎間板などを圧迫し、主に首や肩に症状が現れます。現代病とも言えるスマホ首ですが、顎が前方に突き出ている姿勢を続けることで、首だけではなく背中や腰、股関節、足など全身に悪影響を及ぼす危険性があります。

院長先生からの一言

頭部と並んで、首の状態がよろしくないと様々な症状を引き起こします。
いわゆるむち打ち、寝違い、腕や手のシビレ、首や肩のコリ感から、頭痛、耳鳴り、歯茎の腫れ、鼻詰まり、高血圧なども首の施術により症状が和らぐことがあります。ですから頭部同様首も必ず毎回触診します。
頚椎の形状、並び方、首の可動性つまり前後左右スムーズに動くか、また鎖骨や肩甲骨との位置関係や、もちろん筋肉の状態を丁寧に触診することから始めます。ですから、いきなり揉み込むようなことはしません。
また、前頸部つまり喉周囲の状態も必ず確認します。小さく細い筋肉が多く重なり合う、とてもデリケートな部位ですが、発声や嚥下、咳などに影響するのはもちろん、首のコリにも関係します。喉の詰まり感や息苦しさを感じておられる方にも効果があります。

腕・脚

こんなお悩みはありませんか?

  • 手首を曲げたり、手を使うと痛みがある
  • 肘が痛い
  • 肩が上がらない
  • 手脚がしびれる
  • 股関節が痛んで歩きづらい
  • 膝関節が痛んで正座できない
  • よく足がつる(こむら返り、ケイレン)

症状について

膝関節痛

膝を痛める原因は人それぞれで、若い年代はスポーツ活動による過負荷や外傷が原因ですが、高齢者の方は経年疲労やカルシウム不足によって変形性膝関節症になるケースが見受けられます。
膝は消耗品と言われることもありますが、筋肉のバランスを整えることで痛みを感じにくくすることができます。
歩行は日常生活に欠かせません。長く使う関節だからこそ膝などに違和感や痛みを持ったら、早めにご来院ください。

手脚のしびれ

手足のしびれの原因となるのは、頸椎や腰椎、およびその周辺の筋肉に何らかのトラブルが起きたときが多いです。手の神経は頸椎から出ており、足の神経は腰椎から出ているためです。
手のしびれの原因となる疾患には、頚椎ヘルニアや変形性頚椎症、頚肩腕症候群などがあり、足のしびれの原因となる疾患には、腰椎ヘルニアや変形性腰椎症、梨状筋症候群などがあります。
しびれの症状を改善するためには、関節がスムーズに動くよう神経が通っている筋肉の状態を良くして、神経の圧迫を取り除いていきます。ヘルニアの場合は手術が必要なほどの重度の場合を除き、骨盤や骨格のゆがみを矯正し、身体のバランスを整えることで改善を目指します。

股関節痛

股関節は可動域が広いことが特徴で、人体のなかでも自由自在に動かせる関節の1つと言えます。しかし、運動不足などで股関節をあまり使わない生活を送っていると、徐々にその機能は低下していきます。股関節周辺の筋肉やじん帯が硬くなってしまうと、痛みを引き起こす原因になりかねません。
また、女性が妊娠すると臨月が近づくにつれて骨盤は外側に大きく開きます。それにともない太ももの大腿骨は内側に向くためいわゆるX脚になり、股関節に負担がかかります。逆に男性の場合は骨盤が狭いため、大腿骨が外側に向かうO脚になりやすいです。
このような場合、股関節周辺の筋肉やじん帯をほぐして緩める施術を行うと、股関節の動きがスムーズになり痛みが和らいでいきます。

院長先生からの一言

肩、肘、手首、指また股関節、膝、などの運動器のトラブル時にはレントゲン検査が付き物です。
もちろん必要な検査ですし、さらにはCTやMRIといった画像診断もその原因を探る為には必要です。しかしながら、画像だけでは解りかねる状態もあります。

レントゲンに映る骨以外の関節を構成する腱や腱鞘、靭帯の状態は、圧痛が有るのか、熱を発しているのか、硬いのか、弱っているのか?
また例えば膝関節の場合、屈伸時に膝蓋骨がどの様な動きをするのか、スムーズに然るべき方向に動いているのか?
動きの中でそれらがどの様な振る舞いをするかを調べることも重要になります。また手術以外の治療法、保存療法ついてはご不満をもたれる患者さんが多い印象があります。

関節のトラブルの原因を探り出し、そこに然るべき施術を行うことで効果を上げています。
慢性化することも多い部位ですから、早めの対策が必要です。

お腹・腰

こんなお悩みはありませんか?

  • 腰に慢性的な痛みがある
  • ギックリ腰を何度もおこしている
  • 生理痛が強い(周期が不安定)
  • 便秘で困っている(下痢が多い)
  • 痔がある

症状について

背部痛・腰痛

つらい腰痛でお悩みの方が多いのではないでしょうか。昔は高齢者によく見られた腰痛ですが、最近では若い世代にも腰に痛みを抱える人が増えてきました。二足歩行をする人間はただでさえ腰に負担がかかりがちです。そのうえ、現代はパソコンやスマートフォンの急激な普及によって、慢性的な運動不足に陥りやすい環境になっています。身体を動かさないと全身の筋肉が衰えるため、腰だけで身体全体を支えることになります。そのうえ血行も滞りがちになり、腰に多大な悪影響を及ぼします。
その他の腰痛の原因には内臓疲労などがあります。腰痛の根本の原因は何なのかを探り当て、患者様お一人おひとりに合わせた施術を行っていきます。

生理痛

痛み止めの薬を飲んでも治まらないようなひどい生理痛の原因としては、子宮内膜症などの病気のほかに、ホルモンバランスの乱れや血行不良が挙げられます。「機能性月経困難症」とも言い、身体のなかで血液の循環がうまく行われないため、痛みを強く感じる物質が出てしまいます。
糖分の過剰摂取も生理痛を悪化させる要因のひとつと言われています。

便秘・下痢

過敏性腸症候群は、下痢や便秘を繰り返しますが病院で検査をしても特に異常は見つかりません。「お腹が痛くなったらどうしよう」「いま下痢を起こしたら困る」などの予期不安に襲われると、症状が起こりやすくなります。
患者の多くは10~30代の若い世代で、比較的女性に多く、日本人の場合成人の10~20%に過敏性腸症候群の症状が見られます。症状を悪化させる大きな原因にはストレスが挙げられ、免疫力の低下が病気と関係している可能性が指摘されています。また、脳内物質の一種であるセロトニンの分泌が少ない人は、過敏性腸症候群になりやすいと言われています。

院長先生からの一言

腰痛で悩んでおられる患者さんは多く、その原因も様々です。
画像診断などで、原因が明確な場合には手術の適応が良い場合もあります。しかし、原因が明らかでない腰痛の場合には、精神的な影響が大きいと結論されることもあります。

腰痛の場合も、まず触診による現状把握から始まります。腰椎の形状、並び方、骨盤特に仙腸関節の様子、また腰部筋肉の状態、左右差の有無。また、臀部から大腿部にかけての関節や筋肉の状態も重要な指標となります。
また生理痛として腰痛を訴える方もいますし、内臓に対する触診も行います。内臓の自律的な働きは、背骨の中の脊髄によって支配されています。ですから、脊椎と内臓は密接な関係を持ちます。胃腸の不調を背中の施術により、整えていくことはよくあります。
いずれにせよ、腰椎や骨盤、また周囲の筋肉を痛んでいなかった元の状態に戻していくことで症状が和らいでいきます。

その他

こんなお悩みはありませんか?

  • 胸郭出口症候群
  • 息苦しい、息がしずらい
  • 産後の不調(帝王切開後の不調)

症状について

産後の不調

出産のために外側に開いた骨盤は、本来であれば産後から徐々に元の位置に戻りはじめます。ただし、姿勢の悪さや不自然な身体の使い方が原因で、骨盤の歪みがなおらないまま固まってしまうこともあり、それが腰痛や体型の崩れにつながってしまうケースがあります。

産後は目の回るような忙しさでなかなか自分に構っていられない方も多いとは思いますが、骨盤矯正をして身体のバランスを整えてみましょう。体調が良くなり元の体型に早く戻れます。

息苦しい

「呼吸がしづらい」「呼吸をしても充実感が得られない」「息が詰まる」。このような症状を総称して呼吸困難と呼びます。自身の感覚により、症状が違ってくるため、病気の重症度とは必ずしも一致しません。
呼吸器の問題だけでなく、心臓、神経や筋肉、精神的なストレスが原因になっている場合があります。

アトピー性皮膚炎

アレルギー疾患のひとつであるアトピー性皮膚炎は、強いかゆみを伴う湿疹を慢性的に良くなったり悪くなったりを繰り返します。

遺伝的な要因やダニ・ハウスダスト・食物などのアレルゲンといった原因が複雑に絡み合って起きる疾患ですが、症状をコントロールすることで、やがて薬を使用しなくてもよい状態になっていくことが多いようです。

施術によって自然治癒力を引き出し、臓器の働きや皮膚機能を活性させることで、症状をコントロールする手助けを行います。

院長先生からの一言

当院では、器具を一切使いません。(聴診器と血圧計は、使用することがありますが、、、)
症状をなるだけ詳しくお聞きして、触診によりお身体に生じている異常を理解することに努めています。

「木を見て森を見ず。」ということわざがあります。お身体についても同じことが言えます。
頭痛に対して頭部だけ診る、腰痛には腰だけ触る、ではその症状は ほぼ変化しないと思われます。
全身の状態をよく観察しないと原因が分からない。
生活習慣や環境、職場の人間関係などについても、お聞きしないとならないこともあります。それらをひとつひとつまとめて、症状を緩和する方法を考えて施術、アドバイスを提供してまいりました。
その原因が分からない場合は、施術をお断りすることもあります。

[その結果、指圧で何かできるの?と思えるような症状]

  • 多汗症
  • 気管支喘息
  • アトピー性皮膚炎
  • 脳性小児マヒ
  • うつ
  • 下痢
  • 高血圧
  • てんかん
  • めまい
  • 耳鳴り
  • 睡眠障害
  • 月経異常
  • 不妊
  • 糖尿病 など

既存の患者さんの方からお問い合わせくださるようになりました。
これらの病気が「指圧で治る」わけではありません。しかし、症状を和らげることはできてきたように思われます。