食べ過ぎると肩がこる? 食べ過ぎが引き起こす意外な身体の不調
住之江区で整体・指圧を行う谷本指圧治療院です。
『食べ過ぎると肩がこるんですか?』と、今日の患者さんに聞かれました。
結論から申し上げると、『こる場合があります。』
食べ過ぎは、単なる胃もたれや体重増加だけでなく、実は肩こりやその他の身体の不調にまで影響を及ぼすことがあるんです。意外に思われるかもしれませんが、東洋医学では古くから「胃と脾は万病の元」と言われるように、消化器系の働きと全身の健康状態は密接に関わっていると考えられています。
「食べ過ぎ」と身体の痛みの関係
食べ過ぎが身体の痛みにつながる例は少なくありません。
例えば、膵炎の既往がある患者さんは、つい食べすぎると背中に強い痛みが出ておられます。
また、長年糖尿病と付き合われている方も、仕事上の会食などでダラダラ食べてしまうと、次の朝に背中の痛みが出るといった経験をされることがあります。
これは消化器への負担が、直接的あるいは間接的に身体の特定の部位に痛みとして現れる典型的なケースです。
どれくらい食べたら「食べ過ぎ」?
「どれだけ食べたら食べ過ぎなのか?」という問いに明確な答えはありません。それは、個人の体質や生活習慣によって大きく異なります。
大食いを芸にできる人もいれば、粗食で健康を維持する修行僧もいます。国によって一人前の量に大きな差があるように、「食べ過ぎ」の基準は非常にパーソナルなものなのです。
量だけでなく、食べる時間、いつ食べるのか、急いで食べるのか、ゆっくり食べるのかといった要素も、消化器系への負担に影響を与えます。(誰と食べるか、といった心理的な要因も消化に影響を与えることがありますね。)
なぜ食べ過ぎると肩がこるのか?
今日の患者さんの場合を例に見てみましょう。この方は晩ご飯を遅い時間に食べ、さらに寝る前に習慣のように間食を摂ってしまうとのことでした。
一日中遅くまで働き、遠距離通勤をされている彼女は、食べることで疲労感を和らげようとされているのかもしれません。
しかし、日付が変わる頃ようやく睡眠に入ったあたりから、患者さんの胃腸は消化活動でフル回転になります。
脳や骨格系が睡眠をとって休んでいるのに、胃腸は盛んに働いている状態です。
私たちの筋肉や脳が疲労回復するためには、十分な血流が必要です。血流によって「老廃物」が流され、「栄養物」が送り込まれることで、身体は回復します。
ところが、消化活動にも大量の血流が送り込まれなければならない状況になっているわけですから、その分、筋肉や脳への血流の割り当て量が減ってしまうのです。
これにより、脳や筋肉の回復は十分に進まず、胃腸もやっと活動を終える頃には、朝が来てしまいます。
この状態が長く続けば、慢性的な肩こりや、その他のさまざまな不調が起きても無理はありません。
食べ過ぎが引き起こすその他の不調
食べ過ぎによって、肩こり以外にも以下のような気になる症状が現れることがあります。
- 頭痛
- 肘の痛み
- 首が回りにくい
- すぐに疲れる
- お休みはほぼ寝たきり
- 手足からの異常な発汗
これらの症状は、病院に通院しても根本的な治療につながりにくいと感じることがあります。そもそも何科の症状なのか、と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
当院では、単なる症状の緩和だけでなく、患者さんの生活習慣全体に目を向け、根本的な改善を目指しています。
「食べ過ぎ」が原因で肩こりやその他の不調を抱えている方にも、食事の時間や内容、摂り方といった生活指導も含めて、時間をかけて丁寧に対応させていただきます。
今日の患者さんも、ぜひ良くなっていただきたい方なので、また改善のご報告をさせていただきます。
食べ過ぎが原因の肩こりや身体の不調にお悩みの方は、ぜひ一度、谷本指圧治療院にご相談ください。あなたの身体の状態に合わせて、最適な施術とアドバイスを提供いたします。


