息するのもしんどい・・・

その他首・肩

どこなく、何となくだるくて、やる気が出ない。

肩こりかどうかは、わからないけど左肩から首にかけてつらい・・・

胃腸も何となく重くて食欲がわかない。でも食べられないわけではないんやけど・・・

そういえば、物を飲み込むときに、つっかえる・引っかかるような気がする。

息するのもしんどくて、気が付いたら「ため息」をよくついているわ・・・

これだけの症状が並ぶと、とても大変ですよね。気になる症状もあります。

ただ、この方は会社を経営されている社長さんで、つらいながらも日々の仕事は淡々と、着々とこなされ安定された業績を上げておられます。

自己管理もしっかりされておられますので、病院での検査や医師の診察も受けておられます。

診断結果は、「どこにも異状はありません。」だから、心配はないのか?

日により、症状が軽くなったり、ひどくなったりの波はありますが、やはりつらいですよね。

経営者の方は、周りに弱音を吐けない、孤独な立場におられる方が多い印象があります。

この方に、普段のデスクでの姿は・・・
「うつむき加減で、いつも眉間に皺が入っていませんか?」と、訪ねたところ
「だいたい、そんな格好で座っているわ・・・」

施術のポイントは首にあります。
頸椎から、上部胸椎を丁寧に診ていきます。

自律神経失調症という症状があります。
交感神経と副交感神経という二つの自律神経系統が、自分の意志とは無関係に、内臓・血管・皮膚などに働き、呼吸・代謝・消化・循環などの生命活動の維持や調節
を、絶え間なく行っています。

その神経が失調する、つまりバランスを崩す・・・考えたら、恐ろしいことですよね。生きていけないよ・・・。
ちなみに、自律神経失調症という「病気」はないと考えています。
諸説ありますが・・・

これらの自律神経は、まず背骨の中、脊髄を経過しますから、一つひとつの脊椎を診て、異状が無いかを探ります。

異状とは、部分的な硬さ柔らかさ・脊椎の並び方(突出や陥凹)・腫れの有無などを中心にみていきます。腫れている場合には、指で軽く触れるだけでも痛みがあります。

加えてこの方の場合は、頚部の「こり」を丁寧に緩め、胸部の肋骨の動きがスムースになるように操作して、呼吸が楽にできるように導きます。

深い呼吸ができていれば、自ずと良い方向に向かわれます。

施術後は、「よく寝られる」とおっしゃっていただいています。
症状も「気にならない」状態にはなっていただけます。

ただ、2週間くらい経つとまたボチボチ顔を出してくる・・・と

それでも、病院へ行っても…なあ…と言われます。

ご本人もよくわかられている、感じておられると思いますが、

 

「指圧は健康管理にもつながります。」