おしっこのお話

日常雑感ブログ

今日は、おしっこのお話・・・

 

先日お越しになられた82歳の女性の患者さん。遠方からバスを乗り継いで見えられます。
膝の治療を主に施術していますが、

 

「先生、お手洗いがな、なおってきたんよ。」

 

「そう、水漏れかなんかしてたん?」

 

「違うがな、わたしのおしっこやんか。」

 

「へっ?おしっこ?」

それまで、話題にものぼらなかったのですが、失禁をよくされていたとのこと。
お手洗いには、自分で行けるのだけれど、衣服をずらすタイミングと、「出す」タイミングが合わずに、失敗されるとのこと。

 

切迫性失禁」といいます。

 

お子さんをたくさん出産された女性は、年齢を重ねられるうちに「尿もれ」や「失禁」を経験されることが多いようです。
話題が話題だけに、なかなか表に出てきにくく、生理用のナプキンなどで対処されているようです。

 

この患者さんに対しては、失禁を治すなどの意識はなかったのですが、腹部内臓の施術を繰り返しているうちに、膀胱や括約筋などに良い効果がでたのでしょうね。
失禁に対する予防。簡単な方法がひとつあります。

 

それは、おしっこの最中に、いちどおしっこを意図的に止める。
すると、おしっこの度に括約筋のトレーニングになります。

 

これは男性にも通じるお話ですが、男性の排尿については、あともうひとことあります。

 

それは、また次回に・・・