もう 力はいらない!

日常雑感ブログ

最近よく思うようになりましたが、施術においては「力」は必要ないと

 

約20年前、仕事を始めたころは、患者さんに「効かないぞ!」と苦情を受け、それこそ歯を喰いしばって力一杯押して、自分の手や親指を腫らしていました。
患者さんが、「痛がるくらいが」いいのかと誤解して、後でよけいに痛くなったとのお叱りも受けました。

 

あの頃の患者様、誠に申し訳ありませんでした。

 

今は、患者様に痛みを感じさせることはほとんどありません。
もちろん、それで効果を出さねば、症状を改善させなければ、何の意味もありませんよね。

 

患部に「添う」ことなしには、自分の「我を」おしつけることになってしまう。

 

力ずくでは、仙腸関節の微妙な動きも、頭蓋骨縫合の盛り上がりも、何より患者様の波動も、見逃してしまいます。

 

もう 力は いらない