Rの日常…その2
今日もなかなか苦戦しました。
お部屋を訪ねたら、施錠。声をかけると「今 トイレ!!!!!」
スタッフさんに開錠してもらい、入室。
トイレについても、もちろん初めは遠慮がちに傍にいましたが、「そこに、おって…」の時と、「そんなとこにおらんと、出て行って!!」の時があります。
トイレの時は、必ずベッドサイドでズボンを脱がれ、いわゆる「ラクダのパッチ」状態で臨まれます。
一年通して、ラクダのパッチは愛用。一年通して、着る服も全く同じで、その更衣の手順も同じです。
そこに、あまりに時間がかかるからと見かねて私が手を出せば、その手順は一からやり直されます。
とても肌触りのいいアンサンブルのカーディガンを愛用され、手順どおり…と眺めていると、ボタンについては思い通りに指が動かず、
「なに、ぼぉっと眺めてんの! ほんま気が効かん!」と叱られます。
「こんな寒い日に来て、何しに来てんの!」
「(電気敷毛布の)スイッチを入れて!」
「エアコンは何度でついてるの?えっ?23度?24度にして!」
「重いから布団をのけて、ひざ掛けをとってお腹の上にかけて!」
「そんなところは、揉まなくていいの!そんな、足をグルグル回さんでいい!」
「今から、お昼ご飯まで布団の中でゆっくり身体を暖めたかったのに、ニィちゃんがくるからおかしなったやんか!」
「ニィちゃんの顔見てるだけで、イライラするねん!」
「ちゃんと、揉んでや!ニィちゃん 下手なんとちゃう?」
今日は、ここで切れてしまいました。反省!
ずっと、喋り続けている「R」さんに対して、集中して 送気 できているなと思えるときには、不思議と、否 ”やはり”黙られます。
その集中が、できなくなる瞬間が、集中力が途切れる瞬間があります。「R」さんの一言で…
昨日は、娘が来てくれて嬉しかった と素直に話される時もあります。
今のところ、30分続けて「R」さんの傍に居る他人は私だけかもしれません・・・
また 報告します。